えー、サイト管理人の桝山(マスヤマ)です。
The Man Behind Corneliusというウェブサイトで、コーネリアスのプログラマ、エンジニアの美島豊明(みしまとよあき)さんに、話をうかがって、記事を載せる、ということを2010年の09月くらいからやっていました。
12月くらいから、更新が途絶えがちになっていたんですが、その間、何をしていたかというと…。
美島さんと私が組んで、音楽制作プロジェクトを始めることになったのです。意外な展開に、自分でもビックリですw。
2011年の年明けから準備を始め、ある女性(多才な美女!)を最初のプロジェクト、ヴォーカリストとして迎え、2011年03月15日からは、三ヶ月間、ほぼ毎週レコーディングをやってきました。
作・編曲・音楽プロデュースが美島さん、作詞・トータルプロデュースが桝山、ヴォーカルがXXさん(まだ書けません、みんなビックリするような人です。お楽しみに)という3人で、ほぼすべてを作っています。
美島さんのソロ・プロジェクトという面が強いのですが、コンセプト作りや歌詞に、私自身が大きくかかわっていること、また、信頼できる友人からのアドバイスもあり、プロジェクト名(ユニットというと、パーマネントな感じが強いので、プロジェクトの方がしっくりくる)を、単独でつけることにしました。
プロジェクト名は、二ヶ月くらい、かなり悩んだのですが、”MISHMASH*”(ミッシュマッシュ*)に決めました。由来は”美島氏(ミシマシ)”ということですw。マスヤマのマスが後半部分とも取れます。最後のアスタリスク(*)には、”スターリング”と読んでもらって、ヴォーカリストの名前がその後に入ります。
名前が決まったのは、つい昨日(6月19日)。レコーディングの後、アートディレクションをしてもらうOさんが来てくれていたので、そこで再考し、連絡ツールとして使っているFaceBook上で、美島さんにもOKもらいました。つまり、こうしてプロジェクトについて公開できることになったわけです。
曲は、もう数曲できていますが、メジャーデビューを目指すのではなくインディーズで活動します。その理由は、単純に”自分たちで自由にやりたい”からです。
世界で賞賛されているコーネリアスの(ほぼ)全作品を手がける、美島さんによるプロダクションですから、メジャーで出てもおかしくないクオリティは、(手前ミソですが)当然のようにクリアしています。しかし、ここで書くまでもありませんが、音楽を聞くことのスタイル、ビジネスモデルは、激変しています。
Twitterやブログで知り、YoutubeやUstreamで見て、ライブに行ってみるというようなスタイルが普通になって、もう数年経っています。そんな時代に、自分たちの作った音楽を、どう広めてゆくのか?それは、自分たちで決めたいと、美島さんも私も、強く思ったのです。
ミッシュマッシュ*は、音楽を作るプロジェクトであると同時に、音楽をどう世の中に伝え、楽しんでもらうのかという、”伝え方の実践・実験”プロジェクトでもあります。ちょっと大げさかw。
肝心の音ですが、2011年の内には、何らかの形で聴いていただけるようにします。下の写真は、2011年3月15日、最初のレコーディング時。
大震災の4日後、予定をキャンセルしようとかと思うくらい、ショックが残っている時期でした。今から考えれば、福島で原発が水素爆発を起こした時期でもあるのですが…。写真は、これ一枚しか撮っていません。加工もしていないので、元々が、こういうフォーカスの合わない写真なのです。撮った私の、その時の気分が、反映されているのかもしれません。
2011年03月15日 ”M02レコーディング” 目黒B2スタジオ Photo by MASU_YAMA
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