岡田直子です。ローマに滞在するときはだいたい友人達が自宅に泊めてくれるので、普段は利用しないのですが、1度利用してすごく良かったのが”ナツィオナーレ・フラット。私自身のブログでも、ちょっと紹介しています。
(画像は、ナツィオナーレ・フラットのWebサイトから。These images are taken from Nazionale Flat website.)
ローマは他の町に比べてホテルのコスパが良くない、といわれます。統計を取ったわけではないので実際はわかりませんが、私の感覚でもそうだと思います。さらに、いまだに自信を持っておススメできるほどお気に入りのホテルって、ないんですよね。前出のHotel de Russie ぐらいでしょうか。
もともと、ホテルに独特の、良く言えば「非日常感」、悪く言えば「圧迫感」「息苦しさ」が好きでない私です。どうしてホテルの部屋って息苦しい感じがするのでしょうね(部屋の広さに関係なく)。もしかして何か清掃関係のケミカルな物質に関係するのかな、と思ったり。
(画像は、ナツィオナーレ・フラットのWebサイトから。These images are taken from Nazionale Flat website.)
ホテル泊まる場合と比較して、アパートを借りる場合のメリットは
・気楽である
・自炊できる(3食外食が何日も続くと疲れる)
・友達を招いてランチやディナーもできちゃう
・洗濯が思う存分できる
・こんなに便利なのに、宿泊料がホテルより割安
要するに、旅雑誌などで良く使われるフレーズ「暮らすように滞在」できるということですね。
疲労度と緊張度、精神的自由度の差はかなり大きい気がします。
バスルーム 窓からの風景
(画像は、ナツィオナーレ・フラットのWebサイトから。These images are taken from Nazionale Flat website.)
このアパートが気に入ったので、その後も機会があるたび何度か問い合わせたのですが、いつも予約済。しかたなく他のアパートを1度利用したことがありますが、そこはラグジュアリーをうたった会社で、価格はこのアパートの1,5倍だったにもかかわらず、備品の充実度や問い合わせに対するケアなど、サービスは全然良くなかったです。
このアパートが気に入った理由は
・ロケーションの便利さ(ナツィオナーレ通りという、中央駅であるテルミニ駅に近い大通りにある)
・きれい。かつ装飾がシンプル(オーナーは建築家)
・問い合わせの段階からレスポンスが早い、かつ丁寧
・備品が充実している
キッチンには基礎調味料(塩コショウやオリーブオイル、カフェ等)のほか、何食分ものパスタまで備えてあって、到着が夜遅かったので店も閉まっていたけどお腹は空いていたので、とても助かりました。タオルやシーツ類の替えも豊富に準備されていて(これ結構重要)、すべてに気配りが行き届いていました。他の貸しアパートにはこれはなかった。
予約の際からメールを交わしていて、オーナーさんの丁寧な言葉遣いが印象的だったのですが、ここにもお人柄が表れているなと思いました。
予約時に一部前金の支払いや、入居時にデポジットが必要だったり(退去時に返金してくれます)と、ホテルに比べてひと手間かかりますが、それを補って余りある満足度です。
ひとつ難を言えば、私が泊まったこのアパートは、ベッドがシングルだったこと(ふたつあったけれど)。でもこのオーナーさんは同じ建物内にもう1軒、市内に同じようなアパートをさらに数軒持っていて、その中にはダブルベッドのところもありました(岡田直子)。
桝山寛です。ここ、とても良さそうですね!気になるお値段ですが、ここのサイトによると、ローシーズン(11月〜3月)が650ユーロ/週、ハイシーズン(4月〜10月)が750ユーロ/週ですね。2011年9月下旬現在、ユーロがとても安いので、1泊にすると1万円〜1.2万円くらい。安い!場所も便利そうですし。
今、このアパート(ナツィオナーレ・フラット)のサイトで、空き状況を見てみると、やはり2ヶ月先の11月まで、けっこういっぱいですね。今度、早めに予約して、泊まってみます。
パリでは、友人所有のアパート(本人はローマ在住)に泊まったことありますが、やはりキッチンや大きな冷蔵庫あると、便利というか、生活スタイルがホテルとは変わりますね。ミニマムの滞在日数も、3泊以上、ということなので、短期旅行者でも充分アリと思いました(桝山寛)。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。